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2011年07月20日

鉄道の駅を旅する 陸羽東線中山平温泉駅(宮城県)

東北地方の鉄道路線図を見ていると、南北につながる縦の路線と、
横の路線(宮城県と山形県・秋田県と岩手県を結ぶ路線など)に大別できます。

その横の路線の一つである陸羽東線は、
東北本線小牛田駅と奥羽本線新庄駅を結ぶ路線で、
その沿線に数多くの温泉地があることから「奥の細道湯けむりライン」と呼ばれ、
実際に駅名に「温泉」やそれに準ずる名前が入っている駅が6つもあります。

そのなかで一番有名なのは恐らく鳴子温泉ではないかと思います。
中山平温泉駅の一つ東側に位置する駅ですが、
陸羽東線の列車はほとんどがこの鳴子温泉で折り返します。

鳴子温泉駅

そして今日ご紹介する中山平温泉駅ですが、
ここは鳴子温泉駅の西隣の駅であり、宮城県最後の駅なのですが、
ほとんどの列車が鳴子温泉で折り返し運転しているため、
古川方面に乗り換えなしで行くことがほとんどできません。
むしろ新庄に行く方の方が多いかもしれませんね。

中山平温泉駅

というわけで、宮城県内ではちょっと隔絶された感がある中山平温泉駅ですが、
それでも駅はとても清潔感や清々しさを感じる素敵な駅舎です。

中山平温泉駅前の蒸気機関車C58

駅前には陸羽東線でも活躍したと思われるC58型蒸気機関車が飾られています。
今年の冬は豪雪のためその姿が完全に埋もれた時期もありましたが、
いまはふたたびその力強いすがたの蒸気機関車をじっくり見ることができます。

中山平温泉駅ロータリー

中山平温泉駅前には大きな木をぐるっと回るようにロータリーが設けられています。
地元の人たちが車で送り迎えするのに十分な広さです。

中山平温泉駅待合室

駅舎内の待合室には、地元の小学校で手作りしたと思われる、
中山平温泉の案内リーフレットが置いてあります。
とってもかわいいですね。

中山平温泉駅ホーム

ホーム上から見た、中山平温泉駅舎です。
こじんまりしていますが、必要十分なものですね。
リゾートみのり号も停車する駅です。

最初に触れた鳴子温泉駅についてもまた特集しますね!

久しぶりの「鉄道の駅を旅するシリーズ」、陸羽東線・中山平温泉駅でした
posted by smilykaz at 15:15 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 駅コレクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

北の大地の偉大なるローカル線「名寄本線 9」列車になった629D

名寄本線629Dが最も長い時間停車するのがここ、紋別駅。

ただ単に大きな町だから長い時間停まるのかと思っていたが、

実はそうではなかったようだ。

というのも、ここまでずっと単行でやってきた629Dに、

後ろからやってきた(同じくキハ22)気動車が増結されたからだ。


その様子を楽しみ、いつものように下車印とスタンプを求めて

改札を出たのだが、この駅のスタンプはなかなか良かった。

「氷の芸術 流氷の町  名寄本線紋別駅」というフレーズは

オホーツク海に面した選ばれし幾つかの駅にだけ許される

ものと言えるだろう。


ただ、残念だったのはスタンプ台がカスカスになっていて、

非常に写りが悪かったことだ。本当に残念。


8分の停車の後、19:32に629Dは紋別駅を出発した。

今度はキハ22 237&224というコンビで「列車」として。


乗客はかなり少なかったが、1両目には子供が騒いでいた。

それで2両目の方に移動してみると中学生の女の子が一人。

この車両には車掌さんと僕とその子だけだった。


しばらくしてふと見てみると車掌さんがお弁当を食べていた。

するとたまたま目が合ってお互いにニッコリ。


その車掌さんがしばらくして僕に近づいてきた。

「記念オレンジカード、どうですか?」

それはさようなら湧網号という湧網線お別れ記念列車のもの。

思わず手が伸びて買ってしまった。



CCF20090728_00041.jpg
その後も車掌さんはニコニコしながらいろいろ話してくれた。

真っ暗になった景色はいつの間にかどんどん流れていき、

ついに20:10。中湧別駅に到着した。

車掌さんは「自転車、気を付けてね!」と声をかけてくれた。


偉大なる北のローカル線の旅は約3時間とは思えないほど

充実した時間だった。

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2011年06月25日

北の大地の偉大なるローカル線「名寄本線 8」心はすでにサロマ湖サイクリング

すっかり夕闇に包まれた名寄本線沙留駅。

駅名標をぼんやり照らす裸電球が昭和の雰囲気で何とも良い。

そんな沙留駅をゆっくり後にした629Dはひたすら遠軽を目指す。

再び視界に入った海には赤い光の灯台が見える。


さて、沙留駅を出て間もなく19:10分になった。

それはつまり僕が降りようと考えている中湧別駅まであと1時間。

徐々に今夜から明日にかけての予定が気になり始めた僕だった。

それは、明日の朝9時には網走駅に到着していなければならず、

中湧別駅から網走駅までもし80キロあるとしたら、

時速20キロでも4時間かかるので少なくとも5時出発・・・。

つまりその距離がすごく気になるのだ。


それで、車掌さんに尋ねてみた。

「すみません。中湧別駅から網走駅まで何キロくらいですか?」

「あ〜、そうだねぇ〜。70キロくらいかなぁ。」

「そうですか!ありがとうございました!。」

というわけで、予想より10キロくらい短いらしい!と、

気持ちがずいぶん楽になって再び車窓を眺めた。


その間に列車は富岡駅を通過し、渚滑駅、潮見町駅に停まった。

そして、そこからわずか2分で紋別駅に到着した。

見た目の印象だが、この名寄本線に入って最も大きな町のようだ。




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2011年06月07日

北の大地の偉大なるローカル線「名寄本線 7」オホーツク沿いの鉄路

中興部駅の駅名標を見ると名寄側の矢印に沿って「西興部」。

「あれ、さっき停まった六興駅がない!」

そして紋別方面の表記も「宇津」。

「あ、時刻表に載っている班渓駅がない!!」

というように、時刻表には載っているものの正式な駅でない?

という駅がいくつか存在した。


さて、629Dは中興部駅を18:32に出発。

下り坂の線路上を軽快に走っていくキハ22単行気動車。

薄暗くなってきた沿線の農場にホルスタインの姿が浮かび、

後方へと流れていく。


班渓駅・宇津駅・北興駅と、木造のさびれた駅が続く。

大きな牛舎と河原牧場という文字。


そうしてやがて開けた街に入った。

民家が急に増えてきて、駅の明かりが僕らを招いている様だった。

ついにオホーツク海沿岸の町、興部駅に到着したのだ。

町の中心駅の割に、たった1分の停車で慌ただしかったが、

何とか下車印とスタンプを確保することができた。


629Dは引き続きエンジン音を響かせて進んでいった。

旭ヶ丘駅を過ぎたころようやく、7時間ぶりに海を見ることができた。

その海と線路との間は草原になっていて一本の大きな木があった。

それは何となく小学校の国語の教科書に載っていたお話、

「片足ダチョウのエルフ」を思い出させるような木だった。


とっぷりと暮れてきた空にこの日最初の星が見えた。

季節と方角からして、こと座の1等星ベガに違いない。

そんな風に星探しに夢中になっているうちに

線路はずいぶん海に近づいてきた。

暗くなった景色の中だが、砂浜が続いているのがわかった。

そうして沙留駅に到着した。

大きく筆書きのような書体で書かれた駅名標が印象的だった。

駅は木造のごく普通の田舎駅だが、駅前には商店街まであり、

恐らく夏の海水浴シーズンには栄える、そんな街かもしれない。



posted by smilykaz at 23:38 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

北の大地の偉大なるローカル線「名寄本線 6」オホーツクを目指して

下川駅を過ぎた後はすっかり田舎の風景に戻った名寄本線。

小さな駅たちが夕暮れのあかね色をまとって僕を迎えてくれる。


幸成駅では、赤とんぼが柵の上にとまったり飛んだりを繰り返す。

なんだか、早く訪れた夏の終わりを感じさせるような光景だった。


サイロや広々とした畑が広がったり、時折エゾ松らしき木々の

森が現れる路線を走り、東へ東へとさらに進む。


そして集落に入るようにして到着した一ノ橋駅。

結構立派な駅舎があり、トイレには「便所1号」という文字が。

いったい何号まで存在したのだろうか?というつっこみはやめて、

先に進もう。


ローカル線の鈍行の旅は本当に面白い。

特急で次々と通過していては気づかない風景がいっぱいあり、

ほんの些細な偶然のシチュエーションが印象に残るのだから。


上興部駅はトタン屋根の木造駅。何の変哲もない田舎の駅。

それでも恐らく20Wくらいの薄暗い電球に照らされた駅名標は、

筆書きのようで風情たっぷりだった。


旅の記録を見る限り、このあたりからは風景の記録があいまい。

それもそのはずで、もう夕方6時を回り、風景を見るには暗い。

その分、駅に着くとその印象を書き留めている。


次の駅は西興部駅。

下川駅ほどではないが、丸太や木くずの山が駅のすぐそばの、

ちょっと広い土地に積み上げられていてリフトが動いている。

いくらか町が近づいてきたのだろうか。

そう思ったが、また列車が動き出すとのどかな景色へと変わる。


そして、六興駅。

またここに、板敷ホームだけの駅が登場。

時刻表を見ると、営業キロ数が書かれていない。

最初から降りる人をあまり想定していないということだろうか。


列車は徐々に山の中に入り込んでいく感じがした。

先ほどまでの、草原やジャガイモ畑のような景色とは明らかに別。

夕暮れの薄暗さが急に夜になったかのような感じがした。


でも、そんな線路の先を見つめていると、

カーブを曲がった先に列車用の信号機が見えた。

そこは中興部駅だった。

18:27着。まさに山の中の駅という感じ。

面白いことに上り下りのそれぞれのホームが向かい合っておらず、

ずれた形で設置されていた。

各ホームの端と端が線路上の通路で結ばれ、行き来できる。

そこを通るとき、上り列車の目の前を通ることになった。

そう、ここで列車同士の交換が行われるのだ。

上り名寄行き656Dはキハ40 230。こちらが先に出発する。


まだ時間があるので駅のスタンプを押しに行き、下車印をもらった。

そして、ポイント切り替えの手動のレバーが4台並んでいるのを

しげしげと見つめ、感動した。


こうして上り列車が出発。

そして僕が乗っている629Dが1分後、5分停車の末に出発した。



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posted by smilykaz at 00:00 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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