横の路線(宮城県と山形県・秋田県と岩手県を結ぶ路線など)に大別できます。
その横の路線の一つである陸羽東線は、
東北本線小牛田駅と奥羽本線新庄駅を結ぶ路線で、
その沿線に数多くの温泉地があることから「奥の細道湯けむりライン」と呼ばれ、
実際に駅名に「温泉」やそれに準ずる名前が入っている駅が6つもあります。
そのなかで一番有名なのは恐らく鳴子温泉ではないかと思います。
中山平温泉駅の一つ東側に位置する駅ですが、
陸羽東線の列車はほとんどがこの鳴子温泉で折り返します。
そして今日ご紹介する中山平温泉駅ですが、
ここは鳴子温泉駅の西隣の駅であり、宮城県最後の駅なのですが、
ほとんどの列車が鳴子温泉で折り返し運転しているため、
古川方面に乗り換えなしで行くことがほとんどできません。
むしろ新庄に行く方の方が多いかもしれませんね。
というわけで、宮城県内ではちょっと隔絶された感がある中山平温泉駅ですが、
それでも駅はとても清潔感や清々しさを感じる素敵な駅舎です。
駅前には陸羽東線でも活躍したと思われるC58型蒸気機関車が飾られています。
今年の冬は豪雪のためその姿が完全に埋もれた時期もありましたが、
いまはふたたびその力強いすがたの蒸気機関車をじっくり見ることができます。
中山平温泉駅前には大きな木をぐるっと回るようにロータリーが設けられています。
地元の人たちが車で送り迎えするのに十分な広さです。
駅舎内の待合室には、地元の小学校で手作りしたと思われる、
中山平温泉の案内リーフレットが置いてあります。
とってもかわいいですね。
ホーム上から見た、中山平温泉駅舎です。
こじんまりしていますが、必要十分なものですね。
リゾートみのり号も停車する駅です。
最初に触れた鳴子温泉駅についてもまた特集しますね!
久しぶりの「鉄道の駅を旅するシリーズ」、陸羽東線・中山平温泉駅でした