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2009年06月01日

初体験の振り子電車特急の旅 やくも1号

JR岡山駅。

通勤通学時間帯も過ぎた7番線ホームは静かだった。

L特急やくも1号に乗る人は皆すでに座席に着き、

始発駅・岡山出発の時を静かに待っている。

そして今出発の時が来た。

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僕は通路右側の窓ぎわ席で、よく景色が見えた。

総社に向かう吉備線か、又は津山線か分からないが、

気動車が向こうのホームに見える。

そして宇野線電車、見上げるとまだ現役0系新幹線も。


山陽路の平坦な路線をすべるようにして進んでいく。

新幹線と平行して(上下関係?)走っていくうちに、

伯備線と山陽本線の分岐点、倉敷駅に着いた。

岡山では少し曇りがちだった天気が再び快晴に。

これから始まる山岳区間を前に気合を入れるように、

大きな音でタイフォンを鳴らした。

CCF20090531_00014.jpg

かつてその馬力をもってキハ181系が駆け抜けていた

区間を、今は颯爽と振り子電車の381系が通っていく。

総社駅を過ぎ、電車は高梁川に沿って北上していく。

川と同じようにくねくねとカーブが続く。


備中高梁駅を出てしばらくすると川を渡り、川の左へ。

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清々しいあおぞらの下で輝く清流に思わずうなる。


新見駅に着くと、姫路からきた(?)姫新線の車両が。

いやいや姫新線にはほとんど直通列車がなかった。

だから、そのルートが却下になったんだ・・・。

などと、計画編の思考過程を思わず振り返った。


ここまで来るともう半分経過である。

そして、備中神代を過ぎると短時間で鳥取県に入る。

そして、根雨駅を過ぎ、大山の姿が!

急行だいせんに乗っても決して見られない大山。


車内放送も「右側に見えますのが大山です」と言う。

「おぉ、この前の合宿の時に久美子部員が言った、

特急はまかぜ車内放送もこんな感じなんやなぁ」

と、納得することができた。

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伯耆溝口ではずいぶん大山が近づいた。

この、伯耆・・・と聞いて、鳥取県の実感が深まった。

そう思っていたら、あっという間に伯耆大山駅。

伯備線から山陰本線に替わる地点に来ていた。


そう、ここからディーゼル車のパラダイスだ。

山陰本線ではまだまだ電車はお客さん状態。

お客さんのような感じの電車で米子駅に滑り込む。


早朝からの疲れで緊張の糸が切れていたのか、

景色を見ながら悠長に座っていた僕。

米子駅のホームが見えてから我に返り、

慌ててデッキに行ってくくりつけておいた輪行袋を

ほどき始めた。


ドアが開く瞬間にはかろうじて間に合って、

危険もなく列車を降りたのだが、実は不覚にも!

読んでいた雑誌と、それにはさんだ特急券を、

座席に忘れてきてしまったのだ。


乗車券は持っていたから普通なら「良かった!」と、

言って済むところだが、コレクションとしてガックリ。


落胆しながら、米子駅での写真撮影会を始めた。



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2009年05月31日

東海道・山陽本線を西へ! −大阪駅〜姫路駅〜岡山駅

大阪駅ホームから離れ、西へ走り始めた電車は、

快調に速度を上げていった。

当時まだ全盛期だった、湘南カラーの113系電車だ。


昨年の夏に急行だいせん5号に乗った時には

夜の暗闇の中、まだ寝静まらぬ灯りだけが見えた。

でも今年は早朝の日の出を後ろに感じながらの、

美しく感じる大阪の風景だった。


淀川鉄橋を渡るとき、小気味良い軽やかなリズムで

走行音が響いていく。


塚本を過ぎ、尼崎に着く。

いよいよここからはかなり久し振りの路線だ。

(幼少の頃に須磨海水浴場まで乗ったらしいが記憶は微妙)


福知山線に別れを告げ、電車は西宮に向かう。

途中、夏の高校野球開幕の甲子園の側をかすめ、

どんどん西へ。


三ノ宮駅に到着する時、左上にポートライナーが。

朝の6時半。もうすっかり動き出している。


そして神戸。東海道本線の終点で山陽本線の起点。

だがそんな威厳めいたものは全く感じられなかった。

唯一感じられそうな「0キロポスト」も結局みつからず。


そうしてさらに進んでいくとようやく海が見えてきた。

須磨や舞子あたりは非常に海が近く、いい景色だ。

時折、山陽電鉄の姿が見えたりもするが、

高い所から見下ろしてちょっとした優越感を味わう。


明石に着く頃、この街で一番有名なものが見えた。

日本標準時の時計塔だ。

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その後西明石に着くと水色の201系の上り列車がいた。

多くの普通電車がこの西明石で折り返しているのだ。

ホームの上を横切る新幹線ホームに列車の姿はない。


西明石を出た頃、大阪からの乗車時間1時間を過ぎた。

午前7時。あと30分足らずで姫路駅に着く。

そして、恐怖の1分間乗り換えを決行するのだ!


加古川を過ぎ、宝殿を出ると早くも降りる準備を始めた。

まだ10分以上あるが、とにかく扉の近くで待機した。

姫路では一番降り、一番駆け上がり、一番乗りを!

と意気込んでいたのだ。日焼けの痛みもどこへやら。

そしてカウントダウンが始まった。

7時26分。27分。28分・・・・。あれ、まだ着かない。

列車は1分遅れの7時29分に着いた。


扉が開く。ダッダッダ〜と二段飛ばしに階段を昇り、

跨線橋を渡り、二段飛ばしに駆け下り、そして乗る。

時計を見ると・・・まだ29分。


しばらく経って、何人かの人たちが同じ列車から、

同じようにして乗り換えてきた。

ゆっくりでも良かったのか? そのようだ。


そして電車は7時31分になる直前に動き出した。

夏休み&通勤時間とはいえ、このあたりの下りは

超満員になることはそう多くないようだ。


電車はぼちぼち西へ進む。

網干駅。初めて来るが、耳慣れた駅名だ。

二回目の大阪駅撮影会の夜、ホームに響いた放送、

「本日最終の快速電車、網干行き〜」という響きを、

印象深く覚えている。


相生を過ぎ、上郡を過ぎると関西圏で聞く駅名は

ほとんどなくなった。

しかし、今朝聞いた名前が!

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それは瀬戸。もちろん朝見たのはブルートレイン。

でもその朝のサプライズをまた思い起こさせてくれた。

 
その後、もう少しで9時になろうかという頃、岡山駅に。

今回はゆっくりと移動しても大丈夫。

駆け足で行くこともなく、特急やくも1号の待つホーム、

7番線へと歩いていった。

CCF20090531_00002.jpg

列車はすでに到着し、待機している。

JRになった最初の夏だが、JNRマークが残っていて、

非常に嬉しかった。


ここからようやく特急に乗っての旅が始まる。

伯備線L特急やくも号、まもなく出発!

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2009年05月30日

第二回隠岐の島旅行に出発!

鉄道旅行(高2版)第一弾、天文気象部合宿旅行の

熱も冷めやらぬまま、第二弾旅行の日がやってきた。

竹野町の弁天浜海水浴場で泳いだ時の日焼けが、

多大なる影響を及ぼしている真っ最中のことである。


去年と同じく大阪駅から乗り込むため、大阪市内の

城北公園のすぐそばに住む祖母の家に泊まり、

早く就寝し、朝4時台に起床した。

早朝の城北通りを一路西へと自転車で向かった。


荷物を載せるキャリヤなどないロードレーサーゆえ、

スポーツバッグを肩から斜めにかけるしかない。

ヒリヒリ日焼けの肩に食い込むかばん。


痛みに耐え、痛みに慣れてきた頃に城東貨物線の

ガードをくぐり、やがて大阪駅にたどり着いた。

到着はまだまだ人も車も多くない午前5時20分頃だ。


自転車の輪行ももうかなり慣れてきた。

10分もあれば解体はできる。

バラバラになった自転車を整理して輪行袋に詰め、

窓口まで切符を買いにいこうとした時、激痛が。

気づくと肩の皮がむけ始めていた。

CCF20090530_00000.jpg
旅はここから始まるのだから痛いなんて言っていられない。

そう思って気を取り直し、みどりの窓口へ。

「米子までの乗車券下さい」

「乗車券だけでいいの?」

「はい、岡山からの特急やくも1号の指定券は持ってます」


こうして切符を購入できたので、ホームに上がることにした。


上がってみると、ちょうどこの頃開催されていたのか、

天王寺博のPRヘッドマークをつけた普通電車がそこにいた。

CCF20090530_00001.jpg

しかし、ここで思いもよらないサプライズがあった。

何の影響かわからないがダイヤが乱れていたらしく、

ブルートレイン瀬戸号がこの時間に到着したのだ。

その姿が見え、かすかに案内放送が聞こえた瞬間、

荷物の重さも皮がむけた肩の痛みも忘れたかのように

3番線ホームに向かって走っていた。

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「うわぁ、今回の旅もなんかすごいいいことありそう!」

そう思いながら、蒼く輝く寝台特急の姿を写した。


遅れのためか慌てて出てゆくブルートレインを見送り、

時計を見ると時刻は5時50分を回っていた。

6:00発の姫路行き普通電車に乗るため、移動した。


計画編で書いたが、この電車は姫路駅に7:28に着き、

乗り継ぎの電車が7:29に出発する。

不安なのはこの1分しかない乗換え時間だけ。

あとはのんびり楽しい鈍行の旅。


いよいよ列車に乗り込み、車掌さんに尋ねた。

「この列車、姫路駅で1分の連絡ですけど、

向かいのホームの列車ですか?」


「それがですね、跨線橋を渡らんなあかんのですよ」

予想外の一言にギョッとしながらも続く言葉に安心した。

「それでもね、大体待っててくれますんで大丈夫ですよ。

それと、この車両やったらちょうど階段の目の前に

停まりますわ。ここにいてはったらええですよ。」

不安が払拭されたわけではないが、概ね安心。


そうして電車は走り出した。

午前6時。そろそろ大阪の街も目を覚ます頃だ。


参照:計画編「山陰の旅プラン進行中! ぼくの鉄道旅行コレクション 国鉄からJRへ

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posted by smilykaz at 16:59 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高2鉄道旅行・隠岐 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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