◆◇姉妹ブログ:ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館へもぜひお越しください◇◆

2013年08月24日

さよなら根室駅〜急行ノサップ号に乗って〜

根室駅での約1時間は、ただの待ちぼうけの1時間ではなかった。
ツーリングトレインをじっくりと眺めたり、駅舎内の待合室で設備を眺めながら、
さっきの昆布スナックを食べたり。

そして、もう一度駅舎を出ると、駅前に「たい焼き屋さん」があることに気付いた。
その店の名は・・・・

5.jpg


「うまいんでないかい」

なかなかいいネーミングだ。今でもあるのだろうか・・。

このお店でたい焼きを3つ買ったところ、ポップコーンをおまけに付けてくれた。
早速たい焼きをほおばったが、甘すぎず、フカフカした、美味しいたい焼きだった。

どうやら、たこ焼き屋さんでもあるようだが、たい焼きの記憶しかない・・・。


9:32になり、釧路からの一番列車が到着した。
キハ54系とキハ22形の2両編成。
いわば、当時の北海道の地方路線のスタンダードである。

改札の外で到着した列車を眺めていると、サボを入れ替えている様子が目に入った。
よくよく見ると、差し込まれたサボには
【根室|急行ノサップ|釧路】 と書かれていた。

「お!急行と鈍行と同んなじ車両かいな!」

とにもかくにも、これから僕が乗ろうとしている車両が目の前にいた。
とはいえ、まだ急行ノサップ号の改札業務は行なわれず、
最後のたい焼きにかぶりつきながら改札開始を待った。


ついに急行ノサップ号の改札開始時間が来た。
北海道ワイド周遊券を見せながら、
大きな輪行袋を抱えて改札を通ろうとすると、

「それ、手荷物料は?」と聞かれた。

後に自転車には不要になった手荷物料金も当時は必要で、所々で支払っていた。
ただ、その基準もあいまいだったため、「言われたら払う」といった対応をしていたのだ。

そうして支払いを済ませた後、僕は急行ノサップ号に乗り込み、
自転車の輪行袋を固定した。

まだ出発まではもう少しの時間があったのでホームに降り、
その終端まで行ってもう一度ツーリングトレインを眺めた。

決して快適とは言えない雑魚寝空間。
それでも思い出づくりには最高の、貴重な体験だった。
もしいつかまた利用することがあれば寝袋を持参しよう!なんて思ったが、
その夢はかなわぬものとなってしまった。

ttkiha22.jpg

キハ54 520を先頭に、キハ22 242を従えた2両編成。
そのキハ22の方に僕は席を取った。
昨日も利用した木の床の車両で、この旅の印象的な車両の一つとなった。

10:28。発車を告げる放送が流れ、そのBGMで「ホタルノヒカリ」が流れた。
10:29。ついに列車は出発。 
終端駅らしい演出の中の出発は、なぜか胸が苦しい。

さて、この日はかなり余裕のあるスケジュール。
札幌行きの急行まりもが夜に出発するときに釧路駅にいればいいわけで、
それまでの時間をどんなふうに過ごそうか、そんなことを考えながら、
急行ノサップ号の旅は始まった。



【PR】 愛称別トレインマーク事典



posted by smilykaz at 21:46 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/372880877
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
鉄道COMへGO!  にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。