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2012年10月11日

Y字型をしている標津線を行く 〜その1〜

丸一日の苦闘の末にようやく乗車できた標津線。
根室標津駅という、ある意味最果ての駅を十分に目に焼き付ける余裕もなく、
とにかく「腰を下ろす」⇒「来た列車に乗る」という行動をとってしまったことを
幾らか後悔しながらも、「座ったまま移動できること」のありがたさを改めて感じ、
中標津駅を目指した。

中標津というと空港もあるくらいの所だからさぞかし開けた町かと思ったが、
そんなことを確かめる余裕もなく、呆然としながら窓の外を眺め、
道中のことがほとんど記憶に残っていない状態だった。

さて、標津線について少し語るが、この路線はY字型している特殊な路線だ。
つまり、中標津駅を中心に、3方向にのびているのにいずれも標津線。
いやいや、2つに分けて別の名前を付けましょうよと言いたくなる。
僕は根室標津から中標津と経て厚床に向かう予定だが、
乗り換えなくてはいけない。


そうこうしているうちに中標津駅に到着した。
この列車は中標津から釧網本線の標茶駅へとつながる路線の方に行く列車。
だから、僕はここで降りて、あらためて厚床行きに乗ることになる。

さて、次の列車は・・・。
あ、そうだった。恐ろしくつながりが悪いんだよなぁ。
1時間18分後の発車だ。

まぁとにかく時間はたっぷりあるし、外に出てみよう。
ということで、改札を出てみると、そこには高そうな自転車があった。
PEUGEOTと書かれたその自転車はあのフランスの自動車メーカー、プジョー。
「かっちょええなぁ」と一言だけつぶやき、駅舎に戻って腰を下ろした。
僕の輪行袋は脇に挟むように、いや、腕をのせてもたれるように抱えていた。

すると一人の男の人が声をかけてきた。
「自転車ですか?」
そんな一言から弾んだ会話の相手は、先ほどのプジョーの持ち主だった。
色々と会話が続いたが、サイクリストの方がライダーより早起きだとか、
どこを回ってやって来ただとか、ずいぶん楽しい時間だった。

結構行き当たりばったりの自転車旅行を楽しんでいらっしゃるようで、
「ちょっと、今晩の宿を探しに行ってきます」 と言い残し、
自転車も置いたままその人はふらふらと歩いて行った。

僕はその間に、この旅行を締めくくる「東京〜京都」の新幹線の切符をとった。
そして、もう一度牛乳を買って飲んでいたところにさっきの人が戻ってきた。

その人は僕に、「これからどうするの?」と聞いてきたので、
「根室まで行って宿探しするんです」 と答えた。
答えては見たものの、全くあては無く、22時33分という到着時刻からは
「もう一晩野宿!」という結論が待っているかのようだった。

でも、そんな僕をその人が救ってくれることになろうとは!
 

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posted by smilykaz at 19:27 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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