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2012年03月22日

標高738mの知床峠に挑む!

目の前に立ちはだかる知床峠。

この日は、僕の北海道旅行の全行程の中でも間違いなく一番きつい日だ。

「知床峠 15q  羅臼30q」という案内看板でわかる通り、

峠の向こうまで行くだけでも30qで、そこから標津までの40qを超える行程。

しかもその始まりの15qは延々と続く上り坂なのである。


夏真っ盛りの知床峠はライダーたちの目指す場所でもあったようで、

たくさんのライダーたちが僕を追い越していくし、すれ違いもする。

すれ違うライダーたちはねぎらいの気持ちからか、手を振って行ってくれる。

中にはVサインや投げキッスをする人、仮面ライダーの変身ポーズをする人など、

かわった人もいたのだが、「次はどんな人が来るのか?」が少し楽しみになった。

時折、思い出したようにポツリポツリと自転車の人ともすれ違い、ホッとしたりする。


ところで、この長い長い上り坂にもキロ数を示す標識が立っていた。

ずいぶん上ったつもりの場所に4kmの標識が登場。

そして、さらに少し行くと【270】という数字が書かれていた。

それが何なのか、すぐに分かった。 標高を示す表示だった。

つまり、738mのうちの270m上ったということだ。

ここで、「まだ3分の1か〜」と思うと落胆するので、あえて「もう3分の1をこえたぜ」

と奮起するよう、思いを必死で切り替えた。


余談だが、ここまでの僕の服装はGパンにジャージの上着だった。

昨夜の野宿の寒さの余韻を引きずっていたのと、バスも決して暑くなかったからだ。

しかし、さすがに暑くなってきたので脱ぐことにした。

Gパン⇒短パン、ジャージ⇒Tシャツ と姿をあらためた。

ただし、背負っているリュックは満杯、首から下げたカメラバッグも服など入らず、

仕方なくジャージは首に結び付けることにし、

Gパンに至ってはリュックに足の部分を結びつけてヒラヒラという荒業にでた。


こうして、引き続き知床峠を目指して上り続けていった。

気温はその後もどんどん上昇し、汗をかいては蒸発するような炎天下となった。


さぁ、どれくらいのぼっただろう。

そろそろ標高が書いた標識が出てこないかなぁ。

そう思った僕の視線の先に看板・・・・



・・・・・・

「スピード落とせ」

って、これ以上落としたら倒れるよ!

そんなツッコミを入れた直後、本物の標高標識が現れた。


  【380】


先ほどより100mほど上ったようだ。

自分の予想よりは20mくらい少なかった。

とはいえ、知床峠までの半分の高さまではやってきたんだと、少し元気づいた。


それでも、この上りのきつさは半端でなく、標高標識を探しながら進むような

精神状態で、えっちらおっちら上って行った。

 

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posted by smilykaz at 16:44 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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