◆◇姉妹ブログ:ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館へもぜひお越しください◇◆

2011年08月08日

サロマ湖畔を行く〜ペルセウス流星群とキタキツネ

午後9時のサロマ湖畔は外灯も少なく、とっても暗かった。

「自転車で走る」という観点からすると暗いことはあまり望ましくはない。

懐中電灯の電池が消耗するのを受け入れるか、闇に目を凝らして走るか、

そのどちらかを選択することになる。


しかし、「星を見る」という観点からすると、この上ないグッドコンディション。

光に邪魔されることなく満天の星を眺めることができるのだ。

しかもこの日は3大流星群の一つ、ペルセウス座流星群の極大日から間もない夜。

たくさんの流星を見ることがまだまだ望める状況なのだ!


もちろん危険な走り方はできないので、センターラインを頼りにしながら

前方やや上の方に視線を送りながら走り続けた。

しかし、眼下の左側にサロマ湖の湖面が見えるようになってきた頃、

時折湖面が静まり返る瞬間に星たちが映っているのに気付いた。

「このコンディション、最高やわ。」


そんなことを思った瞬間、目を見張るほど大きな流れ星が見えた。

目の中に残像が残るような大きな流れ星だった。

この後も大小さまざまな流れ星が僕を喜ばせれくれた。

全部で14個見ることができた。


と、天体観測の喜びを感じながらのサイクリングだったが、

それと同時に時速20qをコンスタントに刻みながらの体力勝負もしていた。

もちろん速度メーターなどないのだが、時折現れる交通案内看板で

網走までの距離を逆算して確認していく。


だが、国道238号線のこの区間は起伏が多くなってきて、

徐々にスピードダウンしていることに自分でも気づいていた。

とりわけ上り坂で息が上がり、道路端の「クマ出没注意」の看板が

妙に現実味があって不安感をあおる。

「今ここでクマが出たら逃げられへんなぁ。上ってる坂をもう一回下るかな」

などと、弱気な考えが浮かんでくるほど。


そんな起伏の激しいサロマ湖サイクリングが2時間近く過ぎたころ、

途中の目標地点、浜佐呂間までやってきた。

と言っても夜11時になろうという時間に明かりがついているような町ではなかった。

ただ、印象的だったのは消防倉庫の扉の上で煌々と赤いランプが輝いていたこと。


そして、その直後だった。

僕の懐中電灯が照らした光を反射する二つの丸。

「ネコ?」と一瞬思ったがそれはキタキツネだった。

しばしの間こちらをじっと見つめ、とことこと立ち去る姿はとても可愛らしかった。




posted by smilykaz at 14:33 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
鉄道COMへGO!  にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道旅行へ
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。