僕たちはどちらかといえば在来線に心奪われ、
時間が許されている限り列車が見える位置に立っていた。
見えたのは、この駅で見る定番特急「雷鳥」。
さて、僕たちが乗る新幹線は「ひかり191号」。0系車両だ。
実を言うと、2本遅らせると「ひかり1号」だったのだが、
6年生の時に先生に叱られた記憶がよみがえり、
「1号にのりたかったなぁ」とは言わないようにした。
でも100系車両には、正直な気持ち乗ってみたかった。
全員集合し、乗り込んだ。牧野高校一行は小倉を目指す。
新大阪を出たらけっして見逃したくないポイント、
ブルートレインの館、宮原客車区がある。
すでに到着した寝台特急あかつき、彗星、つるぎ他、
まだまだ現役バリバリの彼らの姿が。
新幹線ひかり191号は、結構止まるタイプだったが、
みんな思い思いの時間のすごし方をして、
気が付くともう小倉が近い、お昼前になっていた。
この頃、僕にはもう一つ新たな趣味が芽生えていた。
それは色々な缶ジュースを飲んで評価するというもの。
そして、九州には関西にないジュースがあることを、
前情報として得ていた僕は小倉到着が待ち遠しかった。
それでホームに降りるなり自販機を見つけて確認作業。
「あった!アクエリアスレモン!それにアンバサも!」
思わず叫んでしまった。
駅を出た僕たちは外で待機していた観光バスに乗り、
一路「杖立温泉」を目指した。
僕たちが宿泊することになっているのは「肥前屋」という宿。
面白いことに、熊本県と大分県の県境に位置している。
だから、渡り廊下の西は熊本館、東は大分館と表示。
しかし、それでいて肥前屋という名前はいかがなものか。
《ステッカー作成・通販》J-TRIM 山口へ



