僕は生まれて初めて「紅白歌合戦」を見ない
大晦日を過ごした。
あくる朝、外は小雪がちらつき、
あまり経験したことのないお天気。
それでも気象庁の天気予報ではこのあとゆっくり回復するらしい。
さあ、能登旅行もいよいよ帰りの日だ。
七尾駅で切符を購入した。
急行「能登路」と金沢からは特急「白鳥」だ。
ここでの初体験は、「硬券」の急行券。
それを珍しそうに見つめながら改札を入る。
すると、目の前の急行を見て
「うわぁ、この急行、ヘッドマークついてる!」
そう。立派な絵入りヘッドマークつきなのだ。
金沢までの時間はやけに短く感じた。
ホームを渡り、「白鳥」がやってくるはずのところへ。
するとそこにやってきたのは特急「加越」だった。
「あっ、そうかぁ。この間、白鳥の前に加越とすれ違ったもんな。」
自分の中で一人で納得しながら「加越」の写真を撮り、
出発を見送り、次に来る「白鳥」を待った。
ついにやってきた。
なんとそこに来たのは普通の485系ではなく、
運転台上の前照灯が2連の、485系1500番台だった。
僕は絶叫した。曇り空など吹き飛ばすほど。
「これな、前は北海道で走ってたやつやで。
めっちゃ珍しいねんで。」
知っている限りのうんちくを並べ立てて興奮を表現した。
大満足のうちに金沢を後にし、
列車は帰りの線路を進んでいった。
どこからか、僕はすっかり眠っていたらしい。
目が覚めたのは湖西線の終わりのほう、
トンネルが立て続けにあるあたりだ。
「なんか耳がブオーンってなるなぁ」
「それやったらつばを飲み込んでみぃ」
そんな会話をしているうちに京都に到着した。
夕方6時をまわり、もう真っ暗だ。
僕たちは帰りを急ぎ、近鉄線乗り場に向かった。




私も似た様な世代なので,各記事に書かれている内容を
懐かしく拝見できました。
私の母が田舎が島根なもので,1番の思い出は 「まつかぜ」 です。
また,色んな懐かしい記事で楽しませて下さい。
記念に書き込みさせて頂きました。有難う御座いました。
これからしばらくして山陰地方への旅行のことも出てきます。
楽しみにしていてくださいね。