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2013年08月24日

さよなら根室駅〜急行ノサップ号に乗って〜

根室駅での約1時間は、ただの待ちぼうけの1時間ではなかった。
ツーリングトレインをじっくりと眺めたり、駅舎内の待合室で設備を眺めながら、
さっきの昆布スナックを食べたり。

そして、もう一度駅舎を出ると、駅前に「たい焼き屋さん」があることに気付いた。
その店の名は・・・・

5.jpg


「うまいんでないかい」

なかなかいいネーミングだ。今でもあるのだろうか・・。

このお店でたい焼きを3つ買ったところ、ポップコーンをおまけに付けてくれた。
早速たい焼きをほおばったが、甘すぎず、フカフカした、美味しいたい焼きだった。

どうやら、たこ焼き屋さんでもあるようだが、たい焼きの記憶しかない・・・。


9:32になり、釧路からの一番列車が到着した。
キハ54系とキハ22形の2両編成。
いわば、当時の北海道の地方路線のスタンダードである。

改札の外で到着した列車を眺めていると、サボを入れ替えている様子が目に入った。
よくよく見ると、差し込まれたサボには
【根室|急行ノサップ|釧路】 と書かれていた。

「お!急行と鈍行と同んなじ車両かいな!」

とにもかくにも、これから僕が乗ろうとしている車両が目の前にいた。
とはいえ、まだ急行ノサップ号の改札業務は行なわれず、
最後のたい焼きにかぶりつきながら改札開始を待った。


ついに急行ノサップ号の改札開始時間が来た。
北海道ワイド周遊券を見せながら、
大きな輪行袋を抱えて改札を通ろうとすると、

「それ、手荷物料は?」と聞かれた。

後に自転車には不要になった手荷物料金も当時は必要で、所々で支払っていた。
ただ、その基準もあいまいだったため、「言われたら払う」といった対応をしていたのだ。

そうして支払いを済ませた後、僕は急行ノサップ号に乗り込み、
自転車の輪行袋を固定した。

まだ出発まではもう少しの時間があったのでホームに降り、
その終端まで行ってもう一度ツーリングトレインを眺めた。

決して快適とは言えない雑魚寝空間。
それでも思い出づくりには最高の、貴重な体験だった。
もしいつかまた利用することがあれば寝袋を持参しよう!なんて思ったが、
その夢はかなわぬものとなってしまった。

ttkiha22.jpg

キハ54 520を先頭に、キハ22 242を従えた2両編成。
そのキハ22の方に僕は席を取った。
昨日も利用した木の床の車両で、この旅の印象的な車両の一つとなった。

10:28。発車を告げる放送が流れ、そのBGMで「ホタルノヒカリ」が流れた。
10:29。ついに列車は出発。 
終端駅らしい演出の中の出発は、なぜか胸が苦しい。

さて、この日はかなり余裕のあるスケジュール。
札幌行きの急行まりもが夜に出発するときに釧路駅にいればいいわけで、
それまでの時間をどんなふうに過ごそうか、そんなことを考えながら、
急行ノサップ号の旅は始まった。



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2013年08月03日

日本最東端「納沙布岬」から根室駅へ

バスは8時ちょうどに納沙布岬を出発した。
僕はその時までに板チョコをほぼ食べつくしてしまっていた。

早朝の海を眺めていたいと思ってバスの左側に座ったのだが、
ここも海の上ではまだ霧が深くて全然見えなかった。

バスの中では景色を見るほかにすることがないので
今度は「こんぶスナック」の封を開け、バリバリと食べ始めた。
何とも、お行儀の悪い旅行客だが、おなかのすき具合には勝てなかった。
とはいえこのスナック、とにかく半端でない量の多さ。
食べても食べてもなくならないような感覚で、
半分まで来たところで食べるのをやめてしまった。

とあるバス停で、小学校低学年と思われる子供たちが乗車してきた。
2人の男の子と、1人の鼻水を垂らした女の子。
仲良くしゃべっているかと思ったが、
別のバス停でもうお一人のお友達らしき子が乗って来た時、手話で話し出した。

やがて聾学校らしきところの前で下車していった。
私も聾者の友人がいるからか、その子供たちが明るく生きている姿が嬉しかった。

その後、バスはどんどん根室の市街地へ近づいているのか、
どんどん高校生らしき乗客が増え、気が付くと満員バスになっていた。
しかし、坂を上ったり下ったり繰り返し、ようやく街並みらしく待ってきた。

根室東高校前で高校生たちはみんな下車し、
バスはまるで終点に着いた回送のように一変した。

そうして最後の信号を曲がり、根室駅前のバスターミナルに到着した。

バスを降りた僕はターミナル沿いにある観光案内所に立ち寄り、
根室の案内地図を求めた。するとパンフレットなどをどっさりくれた。
それを小脇に抱えて、記念に駅の写真をカメラに収めてから
根室駅の駅舎に入った。

朝は9℃だった根室駅もすでに暖かな日差しの恩恵にあずかっていた。

さて、次の乗車計画は急行ノサップ号釧路行きである。
10:20発のその時刻まではまだ1時間以上ある。

昨日泊ったツーリングトレインをじっくり見る時間があるということだ。
tt.jpg

前の晩はすでに暗くなっていたので、見て味わう余裕もなかったけど、
これは本当に味わい深い客車だった。

サイドにはTouring Train という文字が書かれていて、
パンダさんの絵が描かれた車両もあった。


※その後の状況について(4年前ですが)調べてくださった方がおられます。
鉄道模型工作記録帳 様の記事、以下のページです。
北海道廃車体ツーリングトレイン・ライダーハウスについて



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posted by smilykaz at 23:12 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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