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2011年10月05日

能取湖、そして網走市内へ

自転車で走り始めてすでに3時間が経過しようとしている。

ずいぶん経ったなぁと思いながらも、のこり30qという思いが僕を元気づける。


さて、左側に湖が見えてきた。もうサロマ湖ではなく能取湖だ。

とはいえ、いい景色というよりも、「入らないでください」という漁業組合の看板と

有刺鉄線が物々しい印象を残した。


この能取湖沿いのコースに入り、僕の進む方角は大きく変わった。

これまでほぼ一貫して南東方向に進んできた国道238号なのだが、

湖をぐるりと囲むように国道が敷かれており、一時的に南西方向を向き始めた。

その時目の前には沈みかけた「いて座」があり、天の川が流れていた。

ちょうどその時、大きな流れ星がまたひとつ天の川を横切るように流れていった。


やがて卯原内集落に入った。

真夜中の真っ暗な郵便局と自販機のぼんやりした光の前を通り過ぎた。

気が付けばまた進行方向は徐々に左へ左へと変わり、真東を向いていた。

目の前高くにはペルセウス座が見えている。

そうして最後の坂をひたすら上ったらあとは勢いよく下る道になった。

やがて、右側に網走湖がちらっと見えて、あとは景色を楽しむ余裕もないほど

勢いよく網走の市街地へと下って行った。


今までの景色が嘘のように急に街の景色になったような印象だった。

そして進んでいくと、かの有名な網走刑務所の表示板が見えた。


それにしても勢いよく下ってきたので寒さが身に染みた。そしておなかがすいた。

ちょうどそんなときに僕の目に飛び込んできたのがラーメン屋さんの電飾看板。

そう、午前1時になろうというこの時にまだ営業していたのだ。

しかも、ラーメン350円と書かれているではないか。

僕は迷わずそこで自転車を止めてラーメン屋さんに入った。


店の壁にお品書きの札がかかっている。

「ラーメン」 「味噌ラーメン」 「塩ラーメン」・・・・と、商品の名前だけ。

この時点では一番端っこに「ミニラーメン」という札があることに気付かなかった。

とりあえず僕は塩ラーメンを注文し、冷え切った手でどんぶりを包むようにして、

暖を取りながらおなかを満たしていった。 おいしかった。とっても。

ただ、350円をお店の人に渡すと、

「塩ラーメンは500円ですよ」 と言われてショックを受けた。

つまりは、あの端っこの札の、「ミニラーメン」だけが350円だったのだ。


疲れていたからか、反論する元気もなく店を出て、とぼとぼと走り出した。

「さぁて、あと何キロくらいかな?」 と、そう思ったところ、

右にその目的地である網走駅があった。あっけない幕切れだったがホッとした。

4時間半以上経過し、ついに82キロ走破したのである。

あぁ疲れた。


さて、いったいどこで寝ようかなぁ。

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posted by smilykaz at 06:00 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 高3北海道鉄道旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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